1日散歩切符の旅!(札幌〜小樽〜長万部〜室蘭〜札幌ルート)【日帰り旅①】
ゴールデンウィークも終わりという頃。
JR北海道のフリーパス「1日お散歩切符」でミニ鉄道旅に出かけてきました!
ルートは、札幌〜小樽〜長万部〜室蘭〜札幌。
ぐるっと1周するような形です。
ゴールデンウィーク終盤とはいえ、
まだ連休中日の5月5日。
ある程度の混雑も覚悟していたのですが、
なんと「開店がらがら」状態。
札幌駅こんなんで大丈夫なんですかね??
トップバッターは、
札幌 7:14発 普通 小樽行き
良かった!!
編成はクロスシート721系のようです。
最近、ロングシートの733系が大繁殖してるそうで。
……ロングシートで旅だなんて情緒もへったくりもありませんよ。。。
今回の旅はととろ+部活メイト4人の6人での旅。
札幌〜小樽間を47分で結ぶ普通列車。
快速エアポートが30分ですから、やっぱ快速エアポートは偉大ですよね!
8:01 小樽 着
今回の旅では小樽はスルー。
……まあ札幌からすぐですし。
いつでも行けますし。。
(もうすでに2回行ったし。)
小樽 8:05発 普通 倶知安行き
函館本線をさらに突き進みます。
8:30 余市 着
これぞ北海道のローカル線って感じ(札幌在住民)。
雰囲気出てきてテンション高めです。
余市川沿いに咲く桜並木を見に行きます。
曇天なのがちょっと残念。
北海道の桜はゴールデンウィークが見頃。
札幌の桜は一昨日の暴風でほぼ散ってしまったのですが、ここ余市はまだ健在のようです。
ん。きれいじゃん。(どの立場だ笑)
このピンクの花はソメイヨシノだと思われます。
エゾヤマザクラの方が白い花を咲かせるんじゃなかったかな??確か。。
そして余市に「電車で」来たのですからここに来ないわけにはいきませんね。
ニッカウヰスキー工場。
無料でウイスキーの試飲ができるんです(なんと4回目)!
こんな感じです。
意気込んでますけど、自分は全部飲めません笑
最後は友人にあげました。
試飲だけじゃもったいないので工場もほんの少しだけ見学〜。
ファイヤァァーーー!!
はい。工場見学しゅーぅりょーぉ!!
え?酔ってないですってーやだなぁー笑
……さて。
北海道ではお馴染みのキハ40で先を目指します。
2両編成とはこれまた豪華なこと。
さっき2両で豪華だとか言いましたけど、2両では足りないと感じる程の混雑具合!
余市でみんな降りると思ったんですけどあんまり降りず、立つ羽目に。。
仕方なく後面展望で我慢です。
12:10 倶知安 着
もうすでに25分後発の長万部行きを待つ列が。
……また立つことになるのか。
ゴールデンウィーク侮れし。
時間はないですが、せっかくなので駅前だけでも見ていきましょう。
倶知安は人生初。
「ようこそ倶知安へ」の8文字だけでテンション爆上げ。→この気持ちわかる人は、、いるわけないか笑
「倶知安」と書いて「くっちゃん」と読みます。
ついつい声に出したくなりますよね。
そして下車印もぬかりなし。
駅前です。
思ったよりちゃっちい。
まぁ、こんなもんでしょ。
雪だるまが地味にかわいい。
そそくさと退散して次の列車に乗り込みます。
我々を待ち受けていたのは激混みの1両編成orz
ほとんどが観光客のように見受けられました。
地元の利用者も何人かいましたが、その人たちにとってはいい迷惑ですよね(どの口が言うんだという感じですが)。
せめて2両にしよう?
それか長万部行きのダイヤを増やそうよ?
当然のように後面展望。
ひたすらまっすぐな線路とのどかな田園風景(か荒地風景)。
これぞ旅。北海道最高。
結構スピード出しますね。
さすがJR北海道!
保線整備もそこそこ頑張ってるようです。
どこかのJR西◯本とは大違い。
14:07 長万部 着
あっという間に長万部に到着。
フリーパスのエリアぎりぎりです。
特急の表示しかない長万部駅。
もう少し利便性が向上しないかと思うばかり。
海が目の前にあって海風が気持ちいい!
(いや、ちょっと寒いか??)
内浦湾に面している長万部町。
かにが有名なので駅前の有名なかにめし屋へ。
うん。おいしい。
でもちょっと期待と違うというか。うーん、、というか。
ハードル上げすぎましたかね??
でもこれはこれでありかと。
スーパー北斗の車内で駅弁として食べれば雰囲気でていい感じのはず!!
もう少し見て回りたかったですが、もう折り返します。
お、普通列車の表示が笑
お次は室蘭線に入り内浦湾沿いを進みます。
スーパー北斗 札幌行きですね。
夏は絶対に乗り倒すからな!!!→フラグじゃない
車が入れるところから崖やら山やらを熊よけの鈴を鳴らしながら歩くこと3時間でたどり着けるとかなんとか。
ゆえに鉄道以外で訪れることがほぼ不可能だそうです。
廃駅にする案も出ましたが、これに地元自治体が反発。
JR北海道と地元自治体が協議し、駅の維持費を地元自治体が全額負担することを条件に駅を存続させたそうです。
そんな小幌駅。
かなりのお客さんが乗り降りしてました。
……でもそれってもはや秘境駅なんですかね??笑
1日の平均利用者数も1人/日を超えてるそう。
→それはJR北海道の駅の中ではまあまあ優秀な方。
駅にはこんな看板が。
それに係員みたいな人が駅に数人。
せっかく秘境駅に訪れたのにこれでは情緒も雰囲気も何もないですね。
ホントに秘境駅に行きたいのなら宗谷本線か釧網本線か花咲線に行った方がいいかと。
あの辺はホントにヤバい笑笑
さっきまで立ちっぱなしだったので急に睡魔に襲われほとんど寝てました。
たまたま起きた伊達紋別駅をパシャり。
16:55 東室蘭 着
苫小牧行きは16:58だそう。
接続は完璧ですね。
でもせっかく来たので室蘭まで足を伸ばしましょう。
東室蘭 17:12発 普通 室蘭行き
地球岬への最寄、母恋駅です。
「ぼごい」と読みます。
17:24 室蘭 着
12分。あっという間でした。
でも途中の駅は4〜5駅程あり、都市での駅間距離くらい。
お客さんも地元の人と受け取れる人が多数乗っており、地域の足として活躍しているんだなと実感しました。
(東室蘭〜室蘭間は本数も多めですしね。)
鉄道が公共交通機関の役割を果たしているのはある意味で当然のことなのですが、それがJR北海道で見られるとなるととても嬉しく感じますよね。
室蘭は焼き鳥が有名だと聞きつけたので、早速焼き鳥屋を探しに街中をふらふら。
駅前にはスーパーやらパチンコやらたくさん並んでてかなり都会ですね室蘭。
舐めてました笑
特急もあるし、ぎりぎり札幌通勤圏内なのかな??
焼き鳥屋さん「鳥辰」 。
なまらうますぎた!!!
焼き鳥の価値観変わりました笑
タレがうますぎて少し行儀の悪いことをしたのは内緒。
まあでも焼き鳥でお腹いっぱいにはならないですよ。
で、どうやら室蘭にはカレーラーメンなるものも有名らしく。
ハシゴです。
店内のポスターに「札幌みそ、函館しお、旭川しょうゆに次ぐ第4のラーメン、室蘭カレーラーメン!」
って書いてあっていやいやそこまでって思ってましたけど、食べてみたら、
「「うん。期待通り。」」
いやいやおいしかったよ!
でもいまの3大ラーメンには及ばないかな。第4……ともいえないかな。
ご当地ラーメンの1つ。
あと地味に辛かった笑
帰路にて。
シャッター街の商店街。
まだ日没直後くらいなのに。
ゴールデンウィークだからかな??
まさか普段からこんな光景だなんて。まさかね。
さて、いよいよ旅も最後。
室蘭 20:10発 普通 札幌行き
室蘭発札幌行き普通列車なんてあるんですね。
初めて知りました。
さすがに爆睡するかな?と思ってましたが意外と興奮が冷めず。
3時間ずっと談笑してました。
23:09 札幌 着
長かったです。。
この列車、千歳線内で特急2本、快速エアポート2本の計4本に抜かされるというとんでもないダイヤ。
……そんなもんか。
今回、急に思い立って旅を計画して行った部分がありあまり濃い旅とはいきませんでした。
でも企画者の自己満旅にみんなついて来てくれてありがとう!!
1人旅もいいけどみんなでワイワイ行く旅の方が楽しいね!!
今度はちゃんと計画して企画するから。。
【行程まとめ】
2018年5月5日
7:14 札幌
↓ 函館本線 普通 小樽行き
8:01 小樽
8:05 小樽
8:30 余市
11:18 余市
12:10 倶知安
12:35 倶知安
14:07 長万部
15:26 長万部
16:55 東室蘭
17:12 東室蘭
↓ 室蘭支線 普通 室蘭行き
17:24 室蘭
20:10 室蘭
23:09 札幌
【旅費まとめ】
1日お散歩フリーパス 2,260円
食費 2,905円
(内訳:
長万部 かにめし 1,180円
室蘭 焼き鳥 610円
室蘭 カレーラーメン 850円
その他 265円)
計 5,165円