(2)青函トンネルを3回通る!新函館北斗→青森【'18年東北旅 1日目②】
▲新函館北斗駅の新幹線ホームへの入り口
☆2018.8.22.
1日目①の続きとなります。
東北旅と言いながらいまだ北海道にいますね笑
笑い事じゃないって?すいません早く東北行きます。。
▲新函館北斗駅のホーム先端にて
「H5系とE5系が並んでる!」
翻訳すると、「珍しい光景だ!」ってことです。
いよいよ北海道を脱出するとき。
青函トンネルはこれまた初めてではないのですが(3月に乗りました)、やはりテンションは高まるもの。
▲新函館北斗駅11番ホーム
新函館北斗 12:44発 はやぶさ24号 東京行き
というかもはや「東京行き」でテンション上がります(この北海道から東京まで1本で行けるのか……!って)。
昔、札幌から上野行きの寝台特急「北斗星」が定期運行していたことを思い出しました(見たことないですが)。
なので札幌駅の電光掲示板にも「上野行き」と表示されていたのでしょう。
でも「上野」と「東京」では受ける印象が違うというもの。
「距離にして5分しか違わないじゃないか」、たしかにそうなんですが、、なんて言うんだろ、、伝わんないならいいや(諦めた(blog失格
▲はやぶさ24号の車内
「青函トンネルに入りました」そのような案内が電光掲示板にてなされていました。
約25分間の暗闇。途中には2つの海底駅。
海底駅で降りたらどこに通ずるのだろう??一度降りてみたいものです(降りる状況下に遭遇しないのが一番だけど)。
▲新青森駅の在来線乗り換え改札
約1時間で新青森に到着!
短い旅でしたがとても楽しかった!
でも短いと言っても1時間。もっと早くならないのかと。
というのも、いまの青函トンネル内での最高速度は140 km/hと、新幹線にしては大変遅い速度に制限されています。
将来的には段階的に260 km/h(だったかな?)まであげるとのことですが。
札幌まで延伸されたとき、東京~札幌間が何分になっているんだろう??
きっと5時間台で着けるはず。なら飛行機とホントにいい勝負ですよね。
いずれにせよ本当に楽しみ‼️((2030年には札幌いませんが。、。
▲新青森駅1番線
その後青森駅に一駅だけ移動。
▲「あおもり駅」
この時点での青森市の気温は32.4℃。
とにかく暑かった……!無風の直射日光だったので体感は35℃超えてましたきっと。
▲青森駅前の観光案内所。高層ビルはないものの、駅前には商店街が広がり活気に満ちている印象でした。
ちょうどお昼時なのでなにか頂くことにしましょう。
やってきたのはここ。海鮮市場のようなところです。
ここで頂けるのは「のっけ丼」。
入り口で10枚綴りの券とご飯をもらい、ご飯の上に乗っける海鮮ネタを選んで自分だけのオリジナル海鮮丼を作っていきます。
海鮮ネタはあらかじめ小さく小分けされており、入り口で買った券と交換していきます。
「なに食べようかなぁ(じゅるり)」とヨダレを垂らし&ニヤニヤしながら市場に並ぶ海鮮を見て回りウロウロ((そんな人早く通報してください
完成品はこちら。
写真映えはあまりしてませんが笑、めちゃくちゃおいしかったです。
「うまぁ!!」って毎回言ってました((心の中で←これ重要
▲青森県観光物産館
まだ時間があるので青森観光といきましょう。
やってきたのは「青森県観光物産館」。
お目当てはもちろん「りんごジュース」!
▲入り口はいってすぐの様子
いろいろなお店が集まっている感じのようです。
悩むこと15分、多くのりんごジュースから選び抜いたものがこちら!
▲購入した「100%ストレートりんごジュース」
一口飲むと唾液が止まらず、無意識にいつまでも飲もうとしてしまう魔のジュースであることがよく分かりました。
2,3口飲んでから「やばいこのままだと全部飲んじゃう」と言ってストローと口を無理やり引き剥がす行為を何回やったことか(多分数回。最後は欲望に負けて5,6口一気にいってしまいました……)。
▲青森のランドマーク「青森ベイブリッジ」
幸せになったところで駅に戻ります。
ここからどこに行くのか??気になってる人も多いですよね(詳しい方ならわかると思いますが、18切符ではないので動ける幅も広いですし)。
▲青森駅改札
乗車列車はこちら。
▲青森駅5番線
▲行き先に「蟹田」の表示
なんと誰もが予想しなかったであろう津軽線。……乗ってみたかったんです。
列車は2両のようですね。
乗客は席が埋まるかな?くらい。学生さんが多い印象でした。
席といえば、、車両はオールロングシートでした。津軽線って超どローカル田舎線だと思っていたので、てっきりボロデン(=ボロい電車/列車)のボックスシートかと(ひどい言われよう)。
▲オールロングシートの車内。天気が素晴らしかった!
列車はしばらくは住宅街を進むようです。
いつになったらど田舎らしい風景が広がるのかなと思ってたんですが(だから失礼だって)、沿線はずっと住宅ばかりが見えてました。
途中駅(1駅目から3駅目くらいだったかと)では学生さん中心に列車に乗ってくる人もそれなりにいました。
乗って10分で津軽線への印象が大きく変わりました。地元の利用者も多く、沿線は住宅街。廃線の心配はご無用でした。
(それでも赤字なのは間違いないでしょう。廃線になってもおかしくはないと思います。ただ基準がJR北海道なものですから……笑)
▲津軽線の車窓。
とはいいつつ蟹田到着に近づくにつれて田園風景も見えてきました。さすがにね、、。
16:19? 蟹田着
▲蟹田駅舎
学生さん中心に、蟹田まで乗り通す人もなかなかいました。
▲蟹田駅舎内にて。
ただ、蟹田から先まで行く列車に乗り換える人はほとんどいません。
▲右は青森行き、左は三厩行き
▲三厩行きの車内
列車は2両のボックスシート。
ようやく思い描いてた津軽線になりました。
乗客はほとんどいません。
▲蟹田以北の車窓
北海道感漂う車内ではありますが、車窓は本州。
田んぼは広がっているけど近く先に山が見える感じや、住宅が近い間隔で視野に入ってくる感じ。
北海道はこうはいきません(もちろん場所によりますが)。
▲1面2線の三厩駅ホーム
17:29? 三厩着
▲三厩駅前にて
三厩と書いて「みんまや」。初見殺し。
1時間ひたすら車窓を眺めても飽きず。乗り鉄の素質があると自覚した瞬間でした。
結局、ここまで乗り通したのは地元の方と思しき1人と同業者と思しき2人の3人(+自分)のみ。
▲津軽半島最北端の駅
……「最北端」はデジャブ(7月に稚内に行ってきました(^^)。
駅を出て左手にはアサガオ通りなるものがあるそうです。旬に来れば綺麗なんでしょうか??
▲この先は線路が途切れています
このまま折り返しましょう。
乗客が乗ってくることはほとんどなく、無人の駅に一駅ずつ丁寧にとまっていきます。
17:02 津軽二股 着
▲ひっそりした佇まいの津軽二股駅
先ほど津軽線は廃線の心配はないといいましたが、それは蟹田以南の話でした。蟹田~三厩間の廃線は十分にあると思います。
でもこの津軽二股駅があるので、本当に廃線にするかどうかは……、、。
なんてったってあの「JR東日本」が所有する路線ですよ。どこかの「北」の鉄道会社とは財政基盤が違いますから。。(言ってて悲しくなる
ということで途中下車、津軽二股駅です。
お気付きの人が多いと思いますが、ここから北海道新幹線に乗ります。
せっかくの特急&新幹線乗り放題券ですしね。
▲津軽二股駅前の道の駅と公園
駅前は公園と立体駐車場があり、駅と併設する形で道の駅があります。
住宅は視界に入る遠いところに数軒あるかな?程度でした。
……それだけです。仮にも新幹線の駅だというのに。。
▲奥津軽いまべつ駅の外観。JR北海道の文字が何もない駅前を照らしま(ry
駅の外観です。新幹線の高架の上を通るわけですからとんでもない高さになってますね。
非常にミスマッチな「青森版JRタワー」がそびえ立っています。
ちなみに駅前にはビルどころか建物すらありません(左手は森、右手は畑でした)。
……このギャップが奥津軽いまべつ駅の魅力かもしれませんね(無理やり)。
▲「青森版JRタワー」を入ってすぐのところ
入口すぐのところに「階段は115段あります」と書いてあります。
日本一のもぐら駅(土合駅/群馬県)が486段ですから楽勝です(無理です。エレベーター使いました)。
▲改札へと続く跨線橋
では奥津軽いまべつ駅に乗り込みましょう。
駅の中はきれいで特にトイレが(ムダに)ハイテクでした。
新函館北斗よりも「ただの箱」感が否めな(ry
▲跨線橋からの景色
右奥に(ぎりぎり)見えるのが我らがJR北海道の北海道新幹線。
そしてその間に挟まれた線路が貨物線です。
……新旧の差が歴然ですね。ついに我らがJR北海道がJR東日本に勝つ日が来たぞーー!!
▲新幹線の改札口
……とはいいつつもお客さんは誰もいません(悲し(ry
ここで働くJR北海道の職員も2,3人程度。
ちょっと早いですがホームに向かいましょう。
乗車列車が表示されてます。
▲奥津軽いまべつ駅ホーム
誰もいないホーム、、かと思いきや、
たくさんの「虫」が新幹線の到着をお待ちになっていました。
……音を奏でるでかい虫ならいいんですけど、ハエもいっぱいいたので振り払うので精一杯。というか疲れた。
駅員さんが「もうホームに行っちゃって大丈夫ですか?」と何度も念を押されてた意味がようやくわかりましたorz
▲12番ホームに入線する新幹線
奥津軽いまべつ 18:02発 はやぶさ86号 新函館北斗行き
▲新函館北斗行きの車内
たぶん9割の人が東京行きに乗ると思ったと思います。ですから私はキチガイだと先ほども説明したじゃないですか。
せっかく特急列車乗り放題券あるんですから。木古内にも行ってみましょうよ。
▲木古内駅前
18:30 木古内 着
「ようこそ、北の大地、北海道へおいでくださいました」との車掌さんのアナウンス。
笑ってしまいますね(笑われるのはお前だ(ry
木古内駅前のセコマで夕食とします。
もはやセコマが懐かしい(北海道出てまだ6時間しか経ってなかったのに)。
その後木古内駅前を散策。
▲木古内駅前の外観
木古内駅前はとても整備されており、さまざまな店や住宅が密集していました。
高いビル等の建物こそ無いものの、北海道内で比べれば随分大きな駅/街である印象でした。
駅前バスターミナルは町のレベルを超えてる気がします(市だよ市!)。
木古内駅は今は亡き江差線(現:道南いさりび鉄道)の主要駅でした。当時の青森〜函館間を結ぶ特急スーパー白鳥も停車していたと聞きます。
それでもローカル線の一駅。新幹線が来て随分と様変わりしたことと思います。
駅前だけなら新函館なんちゃら駅よりも栄えてるのでは??
北海道新幹線の並行在来線と言える、道南いさりび鉄道線(木古内〜函館)の様子を外から覗きます。
列車はJR北海道が所有するキハ40とほぼ同じです。塗装を少し変えて道南いさりびカラーを出しているといった感じ。
停車してるのは5番ホーム、非電化線です(写真見にくくてごめんなさい)。
4,5番ホームは非電化ですが1〜3番ホームは電化されていました。
▲道南いさりび鉄道線の改札口
さらに、1〜3番ホームへと続く階段は金網で塞がれていて中に入れなくなっていました(→ 1〜3番ホームは使われていませんでした)。
きっと1〜3番ホームの電化は貨物用なのでしょう。
貨物が電化で在来線が非電化……(不思議だなーと思った次第でした)。
▲木古内駅新幹線ホームにて
さて、1日目最後の列車です。
木古内 20:52発 はやて98号 盛岡行き
もう東京行きではないんですね。さすがにこの時間から東京には行けないか……笑
本日3度目の青函トンネルをくぐり抜け、
21:45 新青森 着
そして青森行きの列車に乗り、、
21:57 青森 着
今日は青森で一泊。
明日からは普通列車を乗り継ぐ真っ当な北東パストラベラーになります……タブン。
ここまでご覧になってくださった方ありがとうございます(そんな人いないと思いますが笑)。
こんな雰囲気のblogですが2日目もご興味があればぜひご覧ください‼️
【旅程まとめ】
6:09 札幌
↓千歳線 普通 苫小牧行き
6:16 白石
6:32 白石
↓函館線 普通 小樽行き
6:39 札幌
6:46 札幌
↓千歳線 普通 苫小牧行き
6:59 新札幌
7:09 新札幌
↓特急スーパーおおぞら 釧路行き
7:26 南千歳
7:46 南千歳
↓千歳線 普通 苫小牧行き
8:03 苫小牧
8:18 苫小牧
8:46 登別
9:52 登別
↓特急スーパー北斗 函館行き
12:07 新函館北斗
12:46 新函館北斗
↓北海道新幹線 はやぶさ26号 東京行き
13:48 新青森
15:43 新青森
16:19 蟹田
16:42 蟹田
17:29 三厩着
17:45 三厩
18:02 津軽二股
19:02 奥津軽いまべつ
19:36 木古内
20:54 木古内
↓北海道新幹線 はやて98号 盛岡行き
21:45 新青森
21:53 新青森
↓奥羽線 青森行き
21:59 青森
【旅費まとめ】
最終日にまとめて掲載します。